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Ebi's blog… / THIS PAGE IS CACHED AT 2018/10/24 13:04:45
時代を越える音楽 90年代ガールズポップ
Categories: J-POP
なんか、恥ずかしいな、この記事のタイトル……

卒業/平岩英子

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高校時代に作曲したと言われる曲。
原曲は、教師と生徒との関係という、ちょっと禁忌的な別れのストーリーが歌詞になっている。メジャーリリースに至り、先輩と後輩との関係に沿った詞に変更された。
このエピソードは、活動再開時(一時期活動を休止していた)、本人が出演したラジオでも語っており、その際、原詞での演奏を聴かせている。
98年リリースの『VESTA』には、『林檎』という曲が収録されており、風邪をひいた男性の部屋に看病に来た女性の視点で描かれた歌詞となっているが、これは『不倫』の歌詞ではないか?というファンからの鋭い指摘もあり、禁忌的な愛をさらりと歌ってしまう平岩英子という歌手にある種の畏怖を覚えたものだ。
当時の所属はEpic/Sony。現在は、公式HPも閉鎖され活動再開の見込みは不明。









love is no name/Eri

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元アイドル森下恵理の、決して華麗とは言えない転身。
全体的に欝にも似た物悲しい楽曲が多く、非常にアーティスティックだった。
また、当時のTOY’S FACTORYはそういった本物志向の強いブランドでもあり、EL-MALOのアイゴンを共同プロデュースに迎えた中期以降は、楽曲的にも荘厳さ、アート的志向が強く印象に残る。
このシングル『love is no name』をリリース後、同年、ラストシングル『The end of the world』とベストアルバム『SPEND』をリリースし、一旦の活動を休止する。
その数年後、2chのスレッドに本人が登場し、活動再開の報せを受けたファンが狂喜するというエピソードも。
現在でも、都内を中心にライブ活動を行っている。
Official Website : Nobori Eri web












Treasure/都築恵理

僅か2年あまりの活動期間。その後の活動は不明。
突如現れた、カラフルなニット帽をかぶりギターを掻き鳴らす柔和そうなシンガーソングライター。そんな印象を覚えている。
シンプルな曲調で、どこかノスタルジックすら感じる楽曲だが、芯の強そうな女の子の恋愛観を綴った歌詞は、今でもふと脳裏に過ることがある力強さを秘めていた。





あの頃の夏に僕らは/Hooper

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Vo.中嶋朋子の独特な声質は今でも耳に焼き付いている。(※北の国からの蛍とは関係ありません。)
女性ボーカルながら、一人称『ボク』で綴られる歌詞は、当時、結構多かったように記憶する。
Hooperも一人称『ボク』な曲を作っており、特に、「あの頃の夏に僕らは」の後にリリースされた「Love Letter」が名曲として記憶に残っている。
Hooper活動休止後、中嶋朋子はFleming Pieとして活動。ビッグヒットこそ無かったものの、そこそこにタイアップなども付いていた。Fleming Pieも活動を休止し、その後もソロとして、地道な活動を続けている。
大きなお友達にはお馴染みなこんなところにも(笑)……何気に名曲



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その後、映画「それでもボクはやってない」のED曲を手がけるなど、現在も、tomo the tomo名義で活動中。
Official Website : tomo the tomo










Time/露崎春女

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今回紹介する中でも、知名度は高そうである。
本来はガールズポップという括りで紹介するのは、少々、場違いであるかもしれない。
90年代には、ガールズポップと並んで、Divaという女性ボーカルを称えるムーブメントがあった。いわゆる、R&Bテイストの女性ボーカルである。
2000年代に入り、本格的にMISIAなどのDivaが取り上げられるようになったが、そんなDivaの先掛けの一人が、この露崎春女だろう。
その後に続くDiva達がR&B志向だったのに対し、露崎春女は真っ向からR&Bだった。この『Time』という曲が、それを如実に語っているだろう。
圧倒的な歌唱力と称された露崎は、当時から日本語詞にも挑戦をしていたが、私の感想からすれば、英語を直訳したような実に安直な歌詞だったと言わざるをえない。
それは元々、英語詞で作られた曲に、無理に日本語詞を付けたような印象であったからだ。
そんな露崎も、アルバム『Believe Yourself』辺りからは、強く日本語詞を意識した曲作りを始め、R&Bと日本語の調和に成功する。
やがて移籍、Lyricoへの改名というステップを経て、スマッシュヒットを産み出し広く認知されるようになった。(改名発表のあったライブ会場での情景を今でも思い出します。)
2008年、再び、露崎春女名義への復帰を果たし、プロデュースワークを始め、精力的に活動を続けている。
Official Website : 露blog(臨時)














片思い/Jungle Smile

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Jungle Smileは、紹介するまでもないかと思っていたが、高木郁乃のアルバムリリースも記念して。
最近、有線で妙に耳にするのがこの曲。カバー曲を聴いた10代が、有線リクエストを贈っていると聞き、胸が熱くなる。
また、高木郁乃の活動再開が追い風になっている面もあるのだろう。
ジャンスマポップが世代を越えて支持されていることを、素直に喜びたい。







涙のカギを開けて/大塚利恵

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あまりにも素朴。そんな純粋な曲。
活動履歴は長いが、アルバムリリース自体が少ない。しかし、今でもライブ活動や楽曲提供を続けており、時折、ふとした場面で名前を見つけることも。
Official Website : 大塚利恵-オフィシャルウェブサイト-










花びら/松崎ナオ

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当時、カルト的な人気を誇った松崎ナオ。それはこのPVの影響が大きかっただろう。
大きなヘッドホンをして、周りに興味のないふりをして、自分の殻を纏い、自己嫌悪をもし。
そうした10代の一部から、熱狂的で静かな支持を受け、松崎ナオは特別な存在として受け入れられていたように記憶する。
そんな風潮が嫌いで、どうにも松崎ナオという個性が作り物のように思えていた時期もあった。
一時期の熱から覚めたように、松崎ナオの名前を聞く機会はずいぶんと減ってしまったが、今でもライブ活動をしているようだ。
あれから10年以上が経ち、今の松崎ナオの音楽を改めて聴いてみたい。
Official Website : 松崎ナオ OFFICIAL WEB SITE










嘆きの雪/小谷美紗子

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カルト的といえば、この人の人気もそうだった。
この『嘆きの雪』を、初めて聴いた時の衝撃は強烈だった。
こんなにも悲しく切ない歌を、小さな体で力強く歌う姿は、当時のガールズポップやDivaのムーブメントの終焉を予感させた。
事実、その次に流行したのは、鬼束ちひろのような、毒々しく幻想的な楽曲だった。まさに、小谷美紗子の『嘆きの雪』『火の川』辺りが、先駆けだった。
一方で、小谷美紗子の歌詞は『青臭い』と評する声もあった。そういった批判を受けながらも、彼女は自分がやりたい音楽を真っ直ぐに進んでいく。
あるライブで、それまでピアノの弾き語りだけだと思われていた小谷が、急にマイクを持ってスタンディングで歌い始めた。それどころか、ロック歌手のようにステージ上でぴょんぴょん飛び跳ねている。これには会場も異様な空気になった。
なにせ、小谷美紗子ファンはジャンプやモッシュが当然なロックキッズ達ではない。年齢層はバラけているが、そういうライブを経験したことがないファンも多かったのだ。
これ以降、eastern youthの極東最前線ツアーへの参戦、100sの玉田豊夢や山口寛雄らを迎えてのバンド展開等、これまでのファンをあっと驚かせる活動を見せる。
実際、これは賛否が割れ、離れていったファンも居たに違いない。しかし、彼女の音楽性に惹かれていた多くのアーティスト達はそれぞれにカリスマ的な人気を誇っていた。
(eastern youthは元より、アジカンや田淵ひさこ、中村一義などなど、そうそうたる面子である。)
ピアノ弾き語りとバンドの二枚看板を引っさげた小谷美紗子のライブは、静と動の差が強烈で、病み付きになる魔力を秘めている。
2008年には、青臭いと言われた『Who』がリメイクされ、ドラマの主題歌『Who -08-』としてスマッシュヒットを記録する。
掛け値なしに、彼女の凄さは、アーティスト達を通して、時代を超えて語られていくだろう。
Official Website : odanimisako.com












アドバルーン/服部祐民子

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他にも紹介したいアーティストは多い。しかし、今回はここまで。最後は、服部祐民子で『アドバルーン』
私が、落ち込んだ時に聴く曲だ。
服部祐民子は、Webクリエイターの顔も持つ、異色のアーティスト。
彼女の音楽との出会いは、平岩英子とのライブの共演時、予習の為に購入したCDであった。
その楽曲の力強さ。ノスタルジー溢れる歌詞。ベタ惚れであった。
その後も、アルバムリリース、ライブ活動をコンスタントにこなしており、数回ライブにも足を運ばせてもらった。
そんな中でも、この『アドバルーン』という曲には思いいれが深く、オーディエンス側もこの曲を心待ちにしている雰囲気を感じられた。
息の長い曲、みんなに愛される曲。悪い見方をすれば、過去を越えられないジレンマもあったかもしれない。そういう曲が、どんなアーティストでも一曲くらいあるものだ。
そういうのに悩むのが嫌で、「この曲は今回のライブで最後です」と言ったアーティストを何組か見てきた。
惜しまれながらも、今年10月22日のライブをもって活動休止に入る事となり、ラストライブに参加できなかった事が悔やまれる。
しかし、公開されたセットリストには、しっかりと『アドバルーン』の文字があった。
今回の記事のテーマは『時代を越える音楽』だ。
10年経っても色褪せなかった服部祐民子の『アドバルーン』を、いつかまた聴くことができる日を期待しつつ……お疲れ様でした。またね。
Official Website : 服部祐民子オフィシャルサイト「服部んち」






その他アルバムは、オフィシャル通販にて。













Love Letter/区麗情

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ちょっとだけおかわり。
ガールズポップと括っていいのかどうか……、YouTube彷徨ってたら、あまりにも懐かしい曲があったので。
父親が中国と日本のハーフという、クオーターの区麗情と、浜田省吾のデュエットナンバー。泣けます。
この方も、現役で活動されております。
Official Website : 区 麗情 Official Blog





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