流石としか言えません。Voチェンジしたとはいえ、そのサウンドにはますます磨きがかかってますね。 [disc : 77] |
クレイグの絡みつくような軽い(チャラい?)ボーカルとは異なり、すごく聴きやすいブランドンのボーカル。むしろ、こっちの方が一般受けしやすそう。いやいや、メジャー化しすぎると冷めちゃうくせに。
で、バンドサウンド自体も前作「Bone Palace Ballet – Grand Coda」に比べると、下手したらポップなレベルまで降りてきており、これまでのchiodosのカオティックだけど軽い雰囲気が好きだった人には物足りない内容かも。
そんな中でも、ギターリフの執拗さとか、情感の現れたピアノとか、いかにもchiodosらしい『Those Who Slay Together, Stay Together』などは名曲の部類。
聴きやすくなった分、離れるファンと、新しく付くファンと、双方、それなりに居そうですね。